電話占いで未払いや料金滞納で起こること

2023年5月12日

電話占いサイトで起こるトラブルの多くは、料金トラブルです。それはあなたの未払いや滞納によって起こることがあります。スマホ一つで自宅から気軽に相談できる電話占いは、支払いを軽く考えてしまいがちです。「つい」「このくらい」そんな軽い気持ちが、大きなトラブルに発展することもあります。

この記事では、電話占いの料金未払いや滞納が発生した際に起こることを解説しています。今後も気持ちよく電話占いを利用するために、しっかりと読んで知識を深めましょう。

電話占いの未払いや料金滞納で起きること

電話占いの料金を未払い・滞納してしまうと、以下のような流れになります。

支払い催促: 運営会社から支払いの催促が行われます。これは、メールや電話で通知されることが一般的。入金期限を過ぎた場合は、早めに連絡をして支払いを完了させましょう。
利用停止: 支払いがなされない場合、運営会社は利用者のアカウントを停止することがあります。これにより、電話占いサービスを利用できなくなります。
信用情報への影響: 長期間支払いがなされない場合、信用情報機関に報告されることがあります。これにより、他のサービスやローンの利用が制限されることがあります。
法的措置: 最悪の場合、運営会社が法的措置を講じることがあります。裁判所に訴えられると、支払いを強制する執行手続が行われることがあります。
債権回収業者への依頼：運営会社は、滞納者に対して債権回収業者に依頼して回収を行うことがあります。債権回収業者は、法的手段を踏まえた上で滞納者に対して債権回収を行います。

未払い・滞納が発生してしまった場合は、早めに支払いを済ませることが重要です。また、占いの内容に納得できない場合でも、サービスを利用した以上、料金を支払う義務が発生してしまいます。電話占いを利用する際は、支払いに関する規約をよく理解し、適切な支払いを心がけましょう。

未払いの延滞金が電話占いでは発生する

延滞金が発生することは、運営会社にとっても利用者にとっても望ましくない状況です。電話占いの利用規約には、延滞金に関する情報が記載されていることが多いです。利用規約を確認し、延滞金が発生する可能性がある場合は、速やかに対応することが重要です。

以下は、延滞金に対処するための方法です。

まず、運営会社に連絡をして、支払いの遅れについて説明しましょう。事情を伝えることで、延滞金が軽減される場合もあります。
支払いの計画を立て、早急に支払いを行いましょう。延滞金が発生している状況下であれば、早めの支払いが望ましいです。
今後の利用について、自分の予算に合った占い師やプランを選ぶようにしましょう。これにより、今後の支払い遅れを防ぐことができます。

料金滞納によるトラブルを避けるためには、適切な予算管理と利用規約の理解が大切です。電話占いを利用する際は、支払い計画を立て、適切な範囲内で利用することが望ましいです。

メールや電話で督促が届く

料金を滞納した時、電話占いの運営会社が起こす最初のアクションはメールです。催促状には、支払い期限、滞納金額、延滞金、連絡先などが明記されており、支払いを促します。この段階でまだ支払いがない場合、登録の電話番号に直接電話がかかってきます。口頭で、あなたの支払いの意志や払える期日などを確認し、それでも支払いを滞納しているとさらなる措置が取られることがあります。

電話占いの料金滞納は、重大なトラブルに発展する可能性がありますので、できるだけ早期に対応することが重要です。運営会社とのコミュニケーションを積極的に行い、支払いの意志や可能な支払い日を伝えることで、トラブルを回避することができます。

電話占いで未払い金が払わない時のサイトの措置

電話占いを利用しながら料金の滞納が続いている場合、メールや電話での支払い督促に応じなければ、「支払いの意志がない」と判断されることがあります。サービスを利用しているにもかかわらず、支払いをしない、または支払う意志がないという行為は、犯罪とみなされることがあります。詐欺サイトだと思っていたとしても何もしない。というのは一番よくないことです。

当然のことながら、電話占いの運営会社は、滞納している料金の回収のために行動を起こします。状況によっては、法的措置を取ることも考えられます。

では、料金の未払い・滞納が続くと、具体的にどのような措置が取られるでしょうか。

電話占いと金融機関のブラックリストに載る

電話占いの料金滞納があると、たとえ完済しても履歴が残ります。滞納期間が長かったり、回数が多かったりした場合は、あなたが今後も同様の行為をする可能性があるとみなされてしまうでしょう。

そうなると、該当の電話占いを利用する際には制限がかかることがあります。また、非常に悪質である場合には、他の電話占い会社にも情報が伝わり、ブラックリストに掲載されることがあります。

ブラックリストに掲載されると、今後電話占いを利用すること自体ができなくなってしまう可能性があります。また、未払いの金額が多ければ差し押さえの処理が取られる場合もあります。仮差し押さえなどは簡単に処置ができてしまうため、金融機関にまで情報が渡ってしまうこともあります。

少額でも見せしめとして訴訟を起こされる

電話占いの料金を滞納し、さらに悪質と判断された場合、少額訴訟を起こされる可能性もあります。

あなたは訴訟を起こされるような金額ではないと思うかもしれませんが、電話占いの運営会社は、「料金の未払い・滞納は断固許さない」という意思を示すために訴訟を起こすことが十分に考えられます。運営会社も未払いをそのまま放置してしまうと、未払いをしても大丈夫。という流れができてしまうため、少額であっても訴訟を起こすケースがあります。

訴訟が起こされたら、答弁書を作成したり、指定された日に裁判所へ行ったりする必要があります。面倒だからと無視してしまうと、敗訴し強制執行を受けることもあります。

そんなことになる前に、利用した料金はきちんと支払うのが得策と言えるでしょう。

内容証明郵便が自宅に届く

電話番号とメールアドレスしか登録していないから大丈夫だと思って、利用料金の滞納を続けると、電話占いの運営会社は料金の回収に本気になります。弁護士を通じてあなたの住所を割り出し、内容証明郵便が自宅に届くこともあります。また、請求金額には利用料金と延滞金だけでなく、住所を割り出すための調査料金も加算されていることがあります。

当然ながら、同居の家族がいる場合、あなたが電話占いを利用したものの料金を滞納していることが知られてしまうでしょう。

電話占いの未払い金に時効はある？

電話占いを二度と使わず、請求も全て無視すれば時効になって滞納した料金が無かったことになるのではないか、と思っている人もいるでしょう。確かに、電話占いの利用料請求権は商行為となっており、支払請求権は5年で時効となり支払いの義務はなくなります。

ただし、これは電話占いの運営会社が法的措置を一切取らなかった場合の話です。内容証明郵便を送った時点で時効は半年間延長されますし、支払請求権の時効には時効の中断という手続きがあります。これが行われていた場合、5年以上経っても時効にはならず、あなたが忘れた頃に「賃金返還請求訴訟」を起こされる可能性があり、訴訟に発展することもあります。実際に利用した料金ですから、訴訟に発展すれば勝てる可能性はほぼないでしょう。

賃金返還請求訴訟・少額訴訟から財産差し押さえ

賃金返還請求訴訟とは、簡単に言うと「お金を貸したのだから返してください」という訴えで、返済方法を決める裁判です。「え？借りてないけど？」と思ってはいけません。電話占いを利用した時点であなたには支払いの義務があり、その金額を電話占いの運営会社に「借りている」状態なのです。

金額が低ければ、少額訴訟になることがほとんどで、判決自体は1回の裁判で終わります。あなたが利用したサービスの料金を滞納しているのですから、勝てる見込みは低いでしょう。

判決が出れば、支払い義務が生じます。ここでも支払いをせずに滞納すれば、財産差し押さえの対象となり執行者が自宅に来ることもあります。

電話占いで未払いや滞納はサービスを受けていると難しい

電話占いを利用して、請求金額が明記されているものと一致している正当な請求であれば、当然あなたには支払いの義務があります。

電話占いでは、占い結果に満足できず「こんな占いにお金を払いたくない」という主張もあります。しかし、サービスを受けても満足できないことは、電話占い以外にもありますよね。

エステやジムに通っても綺麗にならない、ヘアサロンでイメージとは違う髪型にされてしまった、映画を見たけれども面白くなかった。そんな時でも料金は発生します。電話占いも同様に、満足いく結果にならなくてもかかった料金を支払う義務があるのです。

夢中で相談してしまって気がついたら高額な料金が発生した、占い結果に満足できなかった、そういった理由で料金の未払い・滞納は許されません。

悪質な電話占いの確認方法

残念ながら、電話占いの業界には悪徳な詐欺行為を働くサイトも実際に存在します。無用なトラブルを避けるためには、良質な電話占いのサイトを見極めて登録することが大切です。

・口コミをしっかりとチェックし、優良なサイトを選ぶ

・極端に高額な鑑定料でないことを確認する

・登録前に利用規約を確認する

電話占いを利用する前に、これらをしっかりとチェックすることで安心です。

以下のような場合は、悪質サイトの常套手段です。

・電話占いを利用した覚えがないのに請求が来た。

・記載されていた料金よりも高額の請求が来た

利用した覚えがないのに請求が来た場合は支払いをせず、早急に適切な機関に相談しましょう。利用していないのだからと無視していると、訴訟を起こされ知らないうちに支払い義務が生じる可能性もあります。まずは迅速な対応が必要です。

記載されている料金よりも高額な料金の場合には、携帯で電話した時間と請求されている時間を見比べてみましょう。もしかしたら切電がうまく行っていなかった可能性もあります。その場合にはサイトの問い合わせセンターに一度確認を取りましょう。それでも対応されない。1分料金がそもそも違うようなら消費者センターへ連絡しましょう。